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宅配買取の梱包方法は?トラブルにならない梱包のコツ解説
「宅配買取をしようかと考えているけど、梱包はどうやってすればいいんだろう。」
このように、買取してもらう荷物を送るのに、梱包について不安を抱えている方もいらっしゃるかと思います。
梱包に失敗して商品に傷がついてしまい、買取ができなくなってしまったりすると困りますよね。そこで今回は、「宅配買取で商品を梱包する際のコツ」と、「商品ジャンルごとの梱包のコツ」についてご紹介します。
トラブルにならない梱包のコツ
宅配買取をする際には、どのように梱包するべきなのかを知っておきたいですよね。もし梱包がうまくできず、送っている最中に商品に傷がついてしまうと、買取の値段が下がってしまう危険があります。そのような不利益を被らないためにも、梱包はきちんと行うべきです。
そこでここからは、具体的にどのように梱包すればトラブルにならないのかについて解説します。大きく分けて4つのコツがあるので、詳しく見ていきましょう。
ガムテープは十字張り
大切な商品を安全に届けるために、ガムテープは十字張りにしましょう。十字張は手間がかからない割に、重さを支える効果の大きい貼り方です。
一般的に、ガムテープは段ボールの底部分を閉じるために貼るものだという認識があるかと思います。しかし、ガムテープにはもう1つ、「重さを支える」という役割があります。底部分を閉じるための一本貼りだと、外側の重さに耐えきれずに底が抜けてしまう危険性が高いです。もし輸送中にガムテープが外れてしまい、中の商品がトラックの荷台や床に落ちてしまうと、傷が付いてしまいます。買取前に傷がつき、商品価格が下がってしまうのは困りますよね。
そのような事態を避けるために、ガムテープは十字に張るようにしましょう。十字張りをすると、底部分にかかる重さが分散されるので、安全に荷物を送ることができます。また、底部分に十字張りをするだけでなく、段ボールの左右もきちんと封をしておきましょう。隙間が空いていると、埃やゴミが入ってしまうかもしれません。他にも、ガムテープが剥がれにくくなるという効果も見込めるので、左右にもガムテープを貼ってきちんと密閉するように心がけることをおすすめします。
緩衝材で商品を保護
トラブルを避けるための2つ目のコツは、商品をきちんと緩衝材で保護してあげることです。送る予定の商品によって耐久性は異なりますが、耐久性が高いものも低いものも同様に緩衝材を使用することをおすすめします。
ギターなどの精密機材を発送する場合は、ペグ部分やネック部分を念入りに保護しておくとよいでしょう。
また、段ボールの底部分に配置する商品にも、多めに緩衝材を使うことをおすすめします。他の商品の重さや、段ボールが積まれたときの衝撃などによって傷がつきやすい部分なので、きちんとクッションである緩衝材を使用しましょう。緩衝材を使う際のコツは、段ボールの底部分、角部分に重点的に入れ、他の商品とぶつからないようにすることです。これらを意識すれば、大切な商品をきちんと保護できますよ。
空いたスキマにも緩衝材
商品をいくつか詰めると、ほとんどの場合、商品と商品の間にはスキマができます。スキマが空いていると、商品を詰めるスペースが少なくなるだけでなく、輸送中に商品同士がぶつかってしまい、壊れてしまう危険があります。そのようなことを避けるために、スキマが空いてしまった場合は緩衝材を詰めるようにしましょう。
商品同士のスキマ部分だけでなく、段ボールと商品のスキマもなるべく埋めるようにすることをおすすめします。これは商品同士がぶつかることを避けるだけでなく、商品を動かないように固定する効果があります。輸送中にがちゃがちゃ動くスペースがあると破損のリスクが高まるので、商品は固定するよう緩衝材を詰めることが梱包のコツです。
重いものは下に
最後にご紹介する段ボールに商品を梱包するときのコツは、重いものを下に入れることです。イメージしてもらうとわかりやすいと思いますが、軽い商品に重い商品が乗る形になると、軽い商品は潰れたり、歪んでしまったりしそうですよね。手当たり次第に入れていくと、気づかないうちに重い商品が上になり、下の商品が潰れていることがあります。そのようなことを避けるために、基本的に重いものから下に入れていくべきだということを覚えておきましょう。
また、重いものを優先的に下に入れるだけでなく、段ボールの重心も考えて入れていく必要があります。重心が偏り、運ぶのが困難になってしまったり、運んでいる際に落下しやすくなったりする危険性があるためです。重いものは四方が同じくらいの重さになるよう、バランスを取って梱包しましょう。
商品ジャンルごとのコツ
ここまでで、トラブルを起こさないためにどのようなことに気を配って梱包を行うべきかをお伝えしました。次は、商品ジャンルによって、どのように梱包したらいいのかを詳しく見ていきましょう。
本
本を梱包するときのコツは、複数の段ボールに小分けにして入れることです。入るからといって大きな段ボールに本をぜんぶまとめて詰めてしまうと、あまりの重さに段ボールの底が抜けてしまったり、移動させられなかったりしてしまいます。そのため、買取を依頼したい本が大量にある場合は、複数の段ボールを取り寄せ、小分けにして入れるようにしましょう。
また、小分けにするだけでなく、本を入れるときの向きにも気を配りましょう。横向きにして重ねると、動きづらくなるため、余計な傷がつく心配が減ります。縦向きの方が見た目はいいですが、梱包に見た目も何もないので、傷がつきにくく安定している横向きの方を推奨します。さらに、本同士が傷つけ合わないように、スキマには緩衝材もしくは新聞紙などを挟むと一層傷がつきにくくなります。
ゲーム
本を梱包するときは横向きにして積んでいくことをおすすめしましたが、ゲームソフトの場合はそれと異なり、縦向きにして段ボールの中に詰めてください。横向きはダメです。ゲームソフトのケースはプラスチックでできており、空洞があるため面からの衝撃に弱く、割れてしまったり、ヒビが入ってしまったりする可能性があるためです。ケースが割れるだけで済めば比較的被害は少ないですが、もしゲームソフト自体に傷がついてしまったり、破損してしまったりすると、買取金額が大幅に下がってしまいます。そのため、なるべくソフトに傷がつかないように配慮して梱包しましょう。
ゲームソフトは本とは違い、とても軽いので、何本も重ねて詰めても大丈夫です。重ねて詰めずに、角ばった硬い商品の隣に配置してしまうと、破損してしまう可能性が高いので、なるべく一つの塊のようにして、それぞれのソフトに傷がつかないようにしましょう。
フィギュア
フィギュアは箱がついているかいないかによって、梱包方法が異なります。
まずは箱がついていないフィギュアを梱包する際のコツについて解説します。箱がついていないフィギュアは、輸送する際に衝撃を受けて破損しやすいので、多めに緩衝材を使って保護する必要があります。髪やリボン、尻尾、武器などの細い部分があるフィギュアは、特に重点的に緩衝材を使いましょう。ちょっとした負荷がかかってしまうだけでも折れてしまう可能性があり、商品価値を著しく低下させてしまう可能性があるので十分注意しましょう。
形だけでなく、材質によってもフィギュアの壊れやすさは変わります。ねんどろいどなどの凹凸が少ないフィギュアの場合は、比較的破損しづらいのですが、精巧な作りのフィギュアは壊れやすいです。折れそうな部分がある場合には、コットンやティッシュペーパーなどの薄い素材の緩衝材を多めに巻きましょう。
一方、箱がついているフィギュアの場合は、元から入っていた状態に戻して梱包できるので、比較的安全に配送できます。フィギュアをパーツごとに分解できる場合は、元にあった場所に戻して箱に入れましょう。元どおりにはならない場合でも、箱がある方が買取価格が高くなるため、梱包材を詰めて箱に入れるか、別々にでも梱包しましょう。
また、未開封のフィギュアの場合は、開封せずにそのまま緩衝材で梱包することをおすすめします。開封済みのフィギュアでも買取はしてくれますが、未開封のフィギュアの方が高く買取をしてもらえる可能性が高くなるので、未開封の商品は未開封のまま梱包しましょう。
ブランド品
時計やアクセサリーなどのブランド品を梱包する際には、他の商品よりも緩衝材を使用して厳重に保護しましょう。定価の高いブランドの商品の場合は、小さな傷や目を凝らさないとわからない汚れなどでも、商品価値が下がってしまいます。定価が高い分、価格の下がり幅も大きくなってしまうので、ブランド品はやりすぎくらいに梱包しておいて損はありません。
まとめ
今回は「宅配買取で商品を梱包する際のコツ」と「商品ジャンルごとの梱包のコツ」についてご紹介しました。
買取王子では、輸送に細心の注意を払っておりますので、きちんと梱包していただければ安心して買取を行えます。この記事を参考に、梱包方法をマスターして買取王子で宅配買取をしてみてくださいね。