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18金の買取価格が推移するのはなぜ?今が売り時ってほんと?
「18金の売却を検討している」
「18金の買取価格の推移について詳しく知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。今回は、18金の買取価格の推移について紹介します。18金の売却を検討している方は、これから紹介する内容を参考にしてみてください。
18金の買取価格の推移する理由について
18金は非常に価値が高い部類のものなので、売却をする際にも高い値段が付きやすいです。しかし、金を持っている方の中には、日々移り変わる買取価格の変動に対して疑問に思っている方もいらっしゃるでしょう。なぜ、このように日々価格が変動するのでしょうか。
まずは、18金の買取価格の推移する理由について紹介します。
1つ目は、ドル相場との深い関係です。
ドル相場は、18金やプラチナなどの相場に大きな影響を及ぼしています。皆さまも知っての通り、ドルは世界中の基軸通貨として扱われています。基軸通貨として扱われているので、世界中で行われている経済活動のほとんどでは、このドルが使われています。
基本的にはドル安の状態になれば、さまざまな物の価値は下がってしまいます。このように、ドルは世界中で日々行われる経済に大きな影響を及ぼすので、世界の国々で行われるビジネスはドル相場に大きく依存していると言えるでしょう。
また、金の取引をする際には、1トロイオンス当たりの値段で行われます。そのため我々から見て円高の状態になれば、日本国内における18金の価格が下落し、円安の状態になれば、逆に価格が高騰するという仕組みになっています。これらから分かるように、18金の価格の推移はドルの相場に深く依存していると言えますね。
2つ目は、アメリカにおける経済状況です。
世界のリーダー的存在であるアメリカの経済は、ドル相場に対して非常に大きな影響を与えると言われています。アメリカ国内における消費者物価指数や失業率などのさまざまな要素から割り出せる景気動向指数は、短期的なドル相場の推移の材料となります。
アメリカの経済が活性化されている状態がこれらの要素内で数字によって示されていれば、金を売却してドルを購入する人が増えます。
別の例を挙げると、アメリカで起こったサブプライムローンに関する問題やアメリカ国債の格下げなどの大きな問題が起こった際には、アメリカの経済が後退するのではないかという懸念から投資資金や資産が金にシフトしたケースもありました。
このようなことが起こった際には、金の相場が今までで一番の価格となりました。これらの例からも分かるように、アメリカにおける経済状況は金の価格推移を大きく変動させる理由の1つと言えるでしょう。
数年前の事例としては、トランプ氏が大統領になった際に金の価格が一時的に下落しました。なぜなら、彼が掲げていた税制改革などを始めとする公約の実現に対して、大きな期待が集まったためアメリカの経済の上昇機運が一時的に高まったからです。
しかし、時が経つにつれて周辺にまとわりつくさまざまな問題や政治リスクに対しての懸念が示されるようになり、金の価格は再び上昇しました。このように、アメリカで行われている政治活動はアメリカの経済に大きく影響を及ぼし、その経済活動もまた、金の価格推移に大きな影響を及ぼしているのです。そのため、18金の価格推移はアメリカの経済に大きく依存していると言えるでしょう。
3つ目は、原油価格です。
70年代にはオイルショックを始めとする問題が多発し、原油価格が大きく上昇した過去があります。この問題を受けて世界は深刻なインフレに陥り、それに合わせて金の価格も大きく変化しました。
1980年の1月では1トロイオンス当たり850ドルが付けられ、この値段を超える数字は27年間後である2008年までありませんでした。これらのデータから、原油価格は金の価格推移に大きな影響を及ぼしていると言えるでしょう。
4つ目は、BRICsの経済成長です。
BRICsの中でも特に大きな影響を及ぼすのが、インドと中国です。両国は近年爆発的な成長を遂げており、この両国の経済成長は今や無視できないほど大きくなっています。インドと中国がさまざまな資産に対して分散投資をし、外貨準備高を着々と増やしているという状況に加えて、この両国は金に対しての嗜好性が極めて強い国民性であるため、金に関する事柄にも注力しています。
この両国がこれからも成長スピードを緩めずにさらに加速していけば、いずれ金を購入する大きな勢力と化すと予想されています。そうなれば、18金の価格推移に大きな影響を及ぼす可能性は極めて高くなると言えるでしょう。
現に11年前の中国の金保有量は600トン程度でしたが、4年前の時点では1800トンを超える量の金を保有しており、世界で見ても上から5番目の保有量を誇っています。これからさらに中国経済が発展していき、その存在が世界の経済を揺るがす大きな影響を及ぼすようになれば、18金の価格推移にも大きな影響を与えるでしょう。
コロナウイルスの影響を受けて金の価値はどうなる?
次は、昨今世界中で大きな問題になっているコロナウイルスが、金の価格に与える影響について紹介します。2年前の11月に中国でこのウイルスが初めて確認されてから、去年に入ってからその脅威は世界中へと広まりました。日本国内においても未だ終息の目途は立っておらず、現在も全国でその猛威が広がっています。
このコロナウイルスは戦後最大の危機と言われるほど、さまざまな分野や市場に影響を及ぼし各国の経済に大きなダメージを与えています。その影響は、金の価値にも及んでいます。
現在の金の相場は、数年前から続く高騰の状態を今もなお保ったまま推移しています。それでは、なぜこのような状態が現在も続いているのでしょうか。それには、ある理由があります。
その理由とは、代替投資先として金が用いられていることです。アメリカを始めとする世界経済の主要となる国における、低金利策の代わりとなる投資先として、価値が皆無になる心配はなくて利息もつかない金が注目を集めています。世界経済の主要国もコロナウイルスによって大きなダメージを受けている国が多いため、このような行動はこれらの国々を中心に行われています。
このように、現在の諸外国の経済状況はコロナウイルスの影響を受けあまり良くない状態こそが、相対的に金の価値を高めている大きな理由だと言えるでしょう。
そのため、金を保有している方は今が売り時だという見方もできます。なぜなら、コロナウイルスが収束し世界の経済が再び安定しだすと、金の価値は再び下落する可能性が高いです。18金の売却を検討している方は、このような状態だからこそ売っておいた方が得策かもしれませんね。
18金を高値で売るためのコツについて
最後に、18金を高値で売るためのコツについて紹介します。
1つ目は、相場の波を見抜くことです。
ここまで紹介してきたように、金の相場の動きは非常に速いのが特徴です。主にアメリカの経済などにも大きく依存するので、高値で売却するためにはそれらの情報を網羅する必要があります。その点において、現在は金の価値が比較的高い傾向になるので、今は高値で売れやすい時期だと言えるでしょう。
2つ目は、買取強化をしているタイミングを狙うことです。
高値で金を売却するためには、売却するタイミングが重要です。買取を行っているお店が買取強化をしているタイミングで売るのがベストです。買取王子では、金の買取強化を行っています。
まとめ
今回は、18金の買取価格の推移について紹介しました。この記事で紹介したように、金の価格推移には諸外国の経済状況などの要素が深く関係しています。これらの情報を正しく読み取り、高値で売却できるようにしましょう。買取王子では18金の買取を行っております。売却を検討している方は、お気軽にお問い合わせください。