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宅配買取でチェックすべき返送料。「送料」とは違います
宅配買取は、大掃除や断捨離で出てきた不用品を梱包して発送するだけで現金化できる、近年人気が高まってきた買取サービスです。しかし、品物の返送料を巡ってトラブルに巻き込まれてしまう可能性があることはご存知でしょうか。そこで今回は、宅配買取を申し込む前にチェックしておきたい返送料について詳しく解説します。
目次
返送料とは?
返送料とは、その名の通り買取を依頼した品物を返送してもらうときにかかる料金のことを指します。
「宅配買取に出したけれど、やっぱり手元に置いておきたい」
「査定料金に納得できないので、品物を返送してほしい」
このような希望をすると、査定した業者が送った品物を再度自宅まで郵送してくれます。また、返却にかかる期間は業者が混雑状況によって異なりますが、基本的に同意を確認してから1週間前後で発送してくれる業者が多いようです。
返送料を巡って実際に起きたトラブルをご紹介します
それでは、どのような場合に返送料のトラブルが発生しやすいのでしょうか。実際に起きた返送料に関するトラブルを3つご紹介しながら解説します。
Webサイトに記載の査定額とかけ離れているのでキャンセルしたら、返送料を取られてしまった。
宅配買取を行う業者のサイトには、「買取実績」や「買取強化品」といったように見出しをつけて買取価格が提示されていることが多いですよね。そのサイトに掲載されている価格を見て、高価買取を期待して査定依頼したのにも関わらず、実際の査定金額が期待の半分以下だった、というケースがあります。
そのため、「表示と違うじゃないか」と疑問や不満を持つお客様もいらっしゃいます。その場合、査定結果を承認していなければ商品を返品してもらえる可能性がありますが、業者によっては返品にかかる返送料がお客様負担になってしまうケースもあります。
もちろん返送料がかからない業者も存在するため、申し込み時点で返送料に関する規定をしっかりと確認しておきましょう。なお、申し込み時に査定結果の承認を「自動承認」にしていると、金額に関わらず取引が完了してしまいます。さらに査定結果の返事の有効期限が切れてしまった場合も、同様の対応を取られるケースが多いです。
そのため、返送料についてチェックするのと同時に、査定金額を承認する流れも理解してから申し込みをすることをおすすめします。
返送料がかかる記載が小さく、気づかなかった。
「申し込み時に規約について確認したつもりだったが、返送料に関する記載が小さく見落としてしまった」
このようなトラブルもよく聞かれます。宅配買取は、店舗での買取とは異なり、直接対面することなくウェブサイトでの入力や電話、メールでのやりとりがメインとなります。商品をわざわざ店舗に持ち込むといった手間がなくなる一方で、重要な取引の内容がお客様に伝わらず、トラブルに発展しやすい側面があることも否めません。
たくさん送ったのに査定額が安く、返送料だけかなりかかった。
これは特に、漫画や古本を査定依頼した時に起こりやすいトラブルです。コミックといった複数をまとめて買取に出すことで商品価値が上がる物は、できるだけ一気に査定に出したいですよね。そのため、何百冊単位で出品される方も少なくありません。
しかし、そこで心配になるのが送料や返送料に関する問題です。宅配買取では、送料は業者が負担してくれることが多い一方で、返送料は自己負担になってしまうケースが多く見られます。その場合、漫画や古本を何百冊単位で査定依頼を出したと仮定すると、返送料は1万円を超えてしまう可能性も考えられるでしょう。
実際に、愛知県にお住まいの方が300冊の本と詰めた段ボール6箱を送った例があります。その方は、査定金額に満足できず業者にキャンセルを希望したようですが、業者から返送料9,000円を負担するよう伝えられました。
このように、一度に多くの品物を出品して返送を希望する場合、非常に高額な返送料がかかります。そのため、キャンセルした場合の返送料は誰が負担するのかについて、事前に確認しておくことが重要です。
返送料のトラブルを未然に防ぐために
返送料をめぐるトラブルを未然に防ぐためには、申し込み時に返送する場合の規約をきちんと確認することが非常に大切です。
「返送してもらう場合には費用がかかるのか」
「査定金額に納得できない場合はどうしたらいいのか」
などを事前に確認しておきましょう。さらに、査定金額の承認プロセスを把握しておくことも重要です。査定金額によって買取をキャンセルする可能性がある方は、「査定結果を自動的に承認する」ではなく、「査定結果メールを受け取り、金額を確認してから承認する」という旨の項目を選択しましょう。
また、このような返送料に関するトラブルを避けるために、「返送料がかからない業者選びをする」こともポイントとして挙げられます。返送料のかからない業者を選ぶことによって、査定金額が期待はずれなら商品が返ってくるため、気軽に出品できます。
返送料無料のおすすめ業者とは?
買取王子
買取王子は、2010年のサービス開始以降、多くの利用実績があるネット宅配サービス専門店です。買取成約率は94.4パーセントを誇り、年間査定点数は695万点にまで上ります。
買取王子の強みは、手数料がすべて無料である点です。返送料をはじめ、送料や引き取り手数料、査定料や振り込み手数料までご自身で負担することはありません。
さらに、買取商品を入れる箱がない方には、無料で買取箱(段ボール)をお届けします。ネットで申し込みをして、買取に出す商品を箱に梱包し、集荷にきた佐川急便に段ボールを渡すだけで、出品完了します。1週間前後するとメールで査定結果が届くため、その金額に満足できたら取引終了です。
もちろん、もしも金額に満足できない場合は無料で商品を返送します。そのため、初めて宅配買取を利用される方でも気軽に出品できるようになっています。
なお入金方法は、「銀行口座への振り込み」または「Amazonギフトカード」「選べるe-GIFT」「買取王子ポイント」の4つから選択できます。
https://www.kaitoriouji.jp/
リコマース
リコマースは、アマゾンアカウントを利用して申し込みができる宅配買取サービスです。その最大の特徴は、アマゾンユーザーに使いやすい仕様になっていることでしょう。
すでにアカウントをお持ちの方であれば、申し込みは非常に簡単です。スマートフォンやパソコンからAmazonアカウントにログインして、リコマースを申し込むだけです。最短3クリックで申し込みが完了できるというのは、大きな魅力ですよね。また、査定結果の代金がAmazonギフトカードで支払いされる点も特徴的です。
そのため、アマゾンを日常的によく使われる方におすすめです。
リコマースでは、査定結果に納得できなかった場合の返送料は無料です。しかし、商品を返送する場合は、原則送った商品を全て返却することになります。つまり、「一部商品だけ買取をして、残りは返却してもらう」ということができません。また、査定前にお客様都合に返送を希望される場合は、返送料を自身で負担する必要があるため注意しましょう。
https://www.recommerce.co.jp/
返送料も無料の宅配買取業者は、あまり多くはありません。そのためまずは上記の2社に見積もりを出してみて、納得がいかなければ返送料がかかる業者にも見積もりを依頼するとよいかもしれません。
まとめ
今回は宅配買取に返送料について詳しく解説しました。初めて宅配買取を利用される方は、返送料が無料の買取業者に依頼することをおすすめします。買取王子では、すべての手数料を無料で取引頂けます。ご興味のある方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。