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アップライトピアノの買取相場とは?買取依頼すべき時期についても解説します!
「アップライトピアノの買取相場を知りたい」「どのような時期に買取を依頼すれば良いか分からない」
このようにお悩みの方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、アップライトピアノの買取相場や買取を依頼するおすすめの時期について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
アップライトピアノとグランドピアノの違いについて解説します!
アップライトピアノ
アップライトピアノの特徴として、奥行きが短いことが挙げられます。
壁に背をつけて設置できるため、部屋のスペースを圧迫することは少ないでしょう。
弦が垂直に張られており、ハンマーが横から弦を叩くことで音が鳴ります。
しかし、構造の関係でハンマーの戻る時間が少しかかってしまいます。
そのため、鍵盤を連続で叩く必要がある曲を演奏する場合には、音が抜ける可能性があるでしょう。
上記の特徴から、初心者の方や趣味で弾く方におすすめだと言われています。
グランドピアノ
グランドピアノは、弦が水平に張られており、ハンマーが下から弦を叩くことで音が鳴ります。
アップライトピアノと比べてハンマーが素早く元の位置に戻るため、鍵盤を連続で叩いてもスムーズに音が鳴るでしょう。
また、アップライトとは左側のペダルの構造が異なっているため、表現が広がる仕組みとなっています。
グランドピアノは、広いスペースがないと設置できません。
しかし、音楽大学の受験を控えている方やプロを目指している方に人気があります。
また、ピアノ曲は基本的にグランドピアノでの演奏に基づいて書かれているため、初心者の方にもおすすめのピアノだと言えます。
大きさに関しては、コンサートホールでピアニストが演奏するために奥行きが3メートル近くあるものから、約150から160センチのコンパクトなものまで、幅広くサイズを展開しています。
そのため、新品に限らず中古も候補に入れておくと良いでしょう。
カワイ製の中古アップライトピアノの買取相場について解説します!
ピアノは年月を経て劣化するため、古いピアノは買取価格が安くなってしまいます。
そのため、製造された時期によって買取価格が変動します。
カワイ製の中古アップライトピアノのBLシリーズとして5つ挙げられます。
1つ目は、BL-51です。
製造月が1973年12月から1988年3月までであり、買取相場は約63,000円です。
高さが約125センチメートルあり、お子さんがいる家庭で親しまれていたモデルです。
2つ目は、BL-61です。
製造月が1973年12月から1988年3月までであり、買取相場は約81,000円です。
BLシリーズの中でもサイズが大きいことが特徴として挙げられます。
優しい音色に加えて、豊かな音量を出せます。
3つ目は、BL-12です。
製造年が1974年9月から1975年までであり、買取相場は約50,000円です。
BLシリーズの中で最もサイズが小さいです。
設置スペースを確保しやすいことに加えて、しっかり音を出せます。
4つ目は、BL-31です。
製造年が1973年12月から1980年12月までであり、買取相場は約85,000円です。
BL-31は、主に入門用モデルとして販売されていました。
大きさがコンパクトでありながら、芯の太い音色を奏でられます。
5つ目は、BL-20です。
製造年が1987年4月から1989年12月までであり、買取相場は約104,000円です。
BL-20は、カワイ製のアップライトピアノの標準モデルです。
高音域が明るいことに加えて、透明感のある音色を奏でます。
中古のヤマハアップライトピアノの買取相場について解説します!
中古のヤマハアップライトも製造された時期によって買取相場が異なります。
U1やU3シリーズ、UXやYUXシリーズの中で合わせて8つ挙げられます。
1つ目は、U1Aです。
製造年が1982年12月から1987年3月までであり、買取相場は約13,000円です。
U1-Aは、ヤマハアップライトピアノの標準モデルです。
1980年代の前半から後半にかけて製造されたモデルであり、U1シリーズの中でも比較的新しいです。
2つ目は、U1Hです。
製造年が1972年5月から1980年9月までであり、買取相場は約81,000円です。
学校やピアノ教室など多くの場で採用されていた非常に人気の高いモデルです。
3つ目は、U1Gです。
製造年が1971年3月から1972年5月までであり、買取相場は約85,000円です。
U1シリーズの初期型モデルであり、ピアノが最も売れていた時代に製造されていました。
4つ目は、U3Aです。
製造年が1982年12月から1987年2月までであり、買取相場は約176,000円です。
ヤマハの最も標準的なモデルであり、弦の鳴り方が非常に良いです。
また、安定感のあるボディも特徴として挙げられます。
5つ目は、U3Hです。
製造年が1972年4月から1980年9月までであり、買取相場は約118,000円です。
人気のあったU3シリーズの中でも、長い期間製造されていたモデルです。
ピアノが最も盛んに製造されていた時期に作られており、品質が高いことが特徴として挙げられます。
6つ目は、U30Aです。
製造年が1990年4月から1994年3月までであり、買取相場は約200,000円です。
1990年代の初めに製造されていた大型のアップライトピアノであり、当時の上級モデルです。
7つ目は、UXです。
製造年が1975年5月から1980年9月までであり、買取相場は約245,000円です。
中古であっても非常に人気の高いモデルであり、丈夫な作りが特徴として挙げられます。
8つ目は、YUXです。
製造年が1980年9月から1982年12月までであり、買取相場は約245,000円です。
1980年代の初めに製造されたUXシリーズの中級モデルです。
トーンエスケープ機構を備えており、ピアノ本来の音を聞きやすくするための工夫が施されています。
ピアノの買取を依頼するおすすめの時期2選!
11月中旬から12月
ピアノは、11月中旬から12月までが一番売れる時期です。
12月はクリスマスがあるため、ピアノを購入する方が増加します。
ピアノを購入する方が増えることで、楽器店のピアノの在庫が減って不足してしまいます。そこで、需要に伴い中古のピアノも高値で引き取ってもらえる可能性が高くなります。
加えて、12月にはボーナスが支給されることから、財布の紐が緩くなるでしょう。
結果として、通常目に留まりにくい高額商品であるピアノを購入する意欲が高まります。
さらに、年明けの初売りに向けて楽器店がピアノの買取を行う時期です。
そのため、最もピアノの査定額が高くなる時期と言えるでしょう。
一方で、8月から10月はピアノが売れない傾向にあります。
また、査定件数や買取も1年の中で最も少ない時期となります。
そのため、8月から10月にかけて買取査定を行うと、買取価格が低くなる可能性が高いです。
異動シーズン
新学期は新しい習い事を始める良い機会ですよね。
そのため、異動シーズンはピアノを販売する最適な時期と言えるでしょう。
ピアノは過去20年以上の間、子供に人気の習い事ランキングで常に上位を勝ち取っています。
結果として、4月からピアノを習い始めるお子さんのために、ピアノを購入する方も多くいらっしゃいます。
また、以前からピアノを習っているお子さんであっても、進級を機にピアノを買い替える場合があるため、中古ピアノの販売が増える時期でもあります。
加えて、6月中旬から7月初旬に開催されるピアノ買い替えフェアも、ピアノを販売する最適な機会でしょう。
まとめ
今回は、アップライトピアノの買取相場や買取を依頼するおすすめの時期について解説しました。
買取を依頼する場合には、買取相場や高値で売れる時期を把握しておくことが大切ですね。
今回の記事を参考に買取を検討して頂ければ幸いです。
アップライトピアノの買取をお考えの方は、当社までお気軽にお問い合わせください。