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片付けには適切な手順があります!部屋に物が散乱している方は必見です!
人は毎日何かしらでゴミを排出する生き物です。
定期的に片付けをしないと部屋はどんどん散らかり、気づいた時にはゴミ屋敷になっていた、ということになりかねません。
汚部屋が好きだという人はいないでしょうから、定期的に部屋を掃除し、できれば整理整頓された状態に保ちたいですよね。
しかし、多くの人が片付けに対して苦手意識や、面倒くさいという気持ちを抱いているのも事実です。
片付けには適切な手順が存在します。
その順序に沿って片付けをしていけば難しいことはありません。
今回は、片付けが苦手な人向けに、汚部屋を綺麗に片付けるためのポイントをご紹介します。
目次
汚部屋について
ものやゴミで溢れ、床が見えない状態にまで散乱している部屋を汚部屋と言いますが、汚部屋と一口に言っても、実はそのレベルによって2種類に分けられます。
1つ目は、収納しきれないほどものが溢れ、部屋中に散乱している状態で、比較的よくあるパターンの汚部屋です。
ものが散らかりすぎて、住居としての機能や生活の質がかなり落ちている状態です。
ものを探す際に時間がかかり、生活が不便に感じるはずです。
また、周囲の人にバレると、「だらしない人」だと認識されてしまいます。
そして2つ目は、1つ目がさらに悪化した危険な状態で、いわゆる「ゴミ屋敷」と化している状態です。
放置されたゴミからは、異臭やカビ、害虫が発生し、近隣住民とのトラブルに発展するケースも多々あります。
ここまで進行してしまうと、自力で解決することは難しく、掃除のプロである専門業者に依頼する必要があります。
この記事では1つ目の汚部屋の状態にあるケースを対象として片付けのポイントをご紹介します。
汚部屋は何が問題なのか
汚部屋に住むと、さまざまな問題が発生します。
無駄な時間が増える
収納できておらず、ものが散らかった状態では、必要なものを必要なときに見つけることが困難です。
毎回何かを探すのに、時間をかけているのは、時間がもったいないですよね。
無駄なお金が増える
本当は家にあるのに、見つけられなかった、あるいは探すのが面倒だ、といった理由から同じものを何個も買ってしまう方が多いです。
同じものを買うことで、お金の無駄遣いになるばかりか、さらに家のものを増やすことになるので、汚部屋に拍車がかかってしまいます。
リラックスできない
散らかった部屋では、目に入ってくる情報量が多く、気が散ってリラックスできません。
リラックスするための自宅で、リラックスできないとなっては本末転倒です。
衛生面に問題あり
汚部屋に住むことは、精神的によくないことはもちろん、身体的にもよくありません。
ものがありすぎると、ものとものの間にホコリが溜まりやすくなったり、カビが生えたりします。
そういったホコリやカビは空気中を舞って、住んでいる人の体内に入ることになります。
また、そういった不潔な環境は害虫もよく湧きます。
ダニやゴキブリと一緒に生活はしたくないですよね。
部屋を片付ける手順
部屋を片付けるための手順は5ステップです。
この手順に沿って1ステップずつ着実にこなしていけば、片付けが苦手な方でも部屋を綺麗にできます。
まずステップ1は、計画を立てることです。
一気に部屋全体を綺麗にしようと思うと、先が見えず、億劫になってしまいます。
少しずつ着実に進めていくことが大切です。
今日は衣類を、今日はデスク周りを、というように場所を絞って計画を立てましょう。
ステップ2は、片付けに必要な道具を準備することです。
部屋を片付けている途中に必要なものが出てきて、それを買いに行くとなると作業が中断してしまいます。
必要なものをある程度予想して、買い揃えてから片付けを始めましょう。
しかし、このアイテムをそろえる段階で面倒になって片付けを投げ出してしまうと本末転倒なので、家にもあるものや、簡単に手に入るものでも問題ありません。
ステップ3は、仕分け作業です。
このステップが1番苦手だと感じている方も多いでしょう。
部屋の片付けが苦手な人や、汚部屋になりやすい人の共通点は、ものが捨てられないことです。
ここではその捨てるものを選ばなくてはなりませんが、難しく考える必要はありません。
「迷ったら捨てる」をベースに仕分けていきましょう。
仕分けを始めると、勢いがついて、捨てることに対する抵抗がなくなっていくものです。
ステップ4は、空いたスペースの掃除です。
ものが散らかっていた場所には、ホコリが溜まっています。
空いたスペースに収納する前に掃除をしておきましょう。
掃除のポイントは、「上から下に」です。
上から順にホコリを落としていき、最後に床を掃除すれば効率よく掃除できます。
最後のステップ5は、必要なものの収納です。
仕分けで残ったものを、綺麗になった場所に収納しましょう。
片付けが苦手な人は、やる気を最後のステップまで保つ事が大切です。
そのためには、無理は禁物です。
1日で家を丸ごと片付けようなどと、あまりにハードな計画は立てないようにしましょう。
片付けはどこから始めれば良いのか
片付けを少しずつすれば良いのは分かったが、どこから手をつければ良いのかわからないという声をよく耳にします。
おすすめは、キッチンや洗面台の下の収納です。
その理由として、これらの場所には、比較的思い出のものが少ないことや、カテゴリーが限定されていて仕分けしやすいことなどが挙げられます。
また、よく使う場所であるため、片付いた成果を実感しやすいというのも、片付けが苦手な人にとっては嬉しいポイントではないでしょうか。
綺麗になった部屋を維持するには?
部屋が片付いたからといって安心し、以前と同じ生活を送っていると、部屋はあっという間に汚部屋に逆戻りしてしまいます。
綺麗になった部屋を維持するためにはどうすれば良いのでしょうか。
収納の改善
自分が持っている量にあった、もしくは、ものが少し増えても収納に困らなさそうな収納場所を確保しましょう。
また、使ったら元の場所に戻す、ということを意識しましょう。
所定の場所に戻しておけば、部屋が散らかることもありませんし、探すのに時間を取られることもありません。
収納のキャパをオーバーして、机や床の上にものを置き始めたら、収納を見直しましょう。
場合によっては前章で紹介した片付けをもう一度行う時期かもしれません。
ものを買うときの意識
ものを買う前に、それをどこに収納するのかを考えましょう。
収納場所を考えずにものを買うことは、部屋が散らかる大きな原因の1つです。
また、1つものを購入したら1つ捨てる、というのも家の中にものを増やしすぎないために効果的な方法です。
簡潔にまとめると、「ものは定められた場所に収納する」、「ものを増やしすぎない」、この2点に気を遣うだけで、部屋を綺麗な状態で保つ事が簡単になりますよ。
まとめ
今回は、片付けが苦手な方向けに、汚部屋に住むことの危険性と、片付けのポイントをご紹介しました。
部屋が散らかっていると、必要なものが見つからず、新しく買って、ものが増え、という悪循環に陥ってしまいます。
そうなる前に、今回ご紹介した手順に沿って、収納スペースを作ってしまいましょう。
一度部屋が綺麗になったら、「ものは所定の場所へ」、「ものを増やしすぎない」、この2点を意識して、できるだけ綺麗な状態を維持しましょう。
片付けで出た不用品で、買取をご希望の際はぜひ当社までお任せください。