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レコードを売りたいとお考えの方必見!売る際のコツや注意点を教えます!

ご自宅にレコードが眠っていて、できるだけ高値で売りたいという方は多いと思います。
実は、中古レコードを売る時には、高く売るコツがあります。
今回は、レコードは売れるのかについてと、レコードを高く売るコツ、レコードの売値と音楽ジャンルの関係について、そして値段が付きにくいレコードの特徴を紹介します。
ぜひ参考にしてください。
古いレコードは売れるの?
一見「値段が付かないのでは?」と思ってしまう、古いレコードですが、実はニーズがあります。
個人でレコード音楽を楽しんでいらっしゃる、いわゆる”オーディオマニア”の方の中にはCD音源よりもレコードで聴く方が好きな方もいらっしゃるでしょう。
また、古いレコードと言っても保存状態やジャンルは様々です。
状態が悪いレコードや、音がでないレコードは買い取ってもらえない可能性があるため、注意が必要です。
通常古いCD同様、古いレコードは1枚あたり10円程で買い取ってもらえます。
しかし、日本の古いロックやポップスなどで人気のアーティストのレコードや、珍しいレコード、今も人気のアーティストのレコードは1万円以上の値段がつくこともあります。
レコードを高く売るコツを紹介します!
近年レコードは、あえてアナログで音楽を楽しみたいという人によって人気を保ってきました。
そのため、一定数需要があり、高く買い取ってもらえます。
ここでは、さらに高額で買い取ってもらうためのコツを3つ紹介します。
1つ目は、保存状態を確認することです。
保存状態が良いかどうかで買い取り額は大きく変わります。
今は売るつもりがなく、自分で楽しむためにレコードをお持ちの方も、丁寧に保管しておくことで不要になった際に高値で買い取ってもらえます。
そんな大切な保存環境ですが、最も注意しなければいけないのは、湿気です。
湿気のある場所で保管すると、ジャケットにカビが発生する恐れがあります。
逆に、火にあたる場所に置いてもダメージを与えてしまうため、高温多湿な場所での保管は避けるようにしましょう。
また、帯があると値段が上がる可能性があるので、帯をお持ちの方は決して捨てずに取っておきましょう。
さらに、歌詞カードや解説が書かれた紙、レコードを保護する袋など、購入時についていた物もできるだけ残しておいた方が高値が付きます。
2つ目は、骨董的価値を見極めることです。
レコードはコレクターの間で人気が高い物でもあります。
希少度が高い物であったり、人気のアーティストの物はもちろん買い取り額が高くなります。
また、オリジナル盤か再販盤かでも買い取り額が変わるポイントですし、記念盤や限定盤などのもともと生産数が少ない物はプレミアが付きやすいです。
特に、デジタル音源が発売されていない楽曲のレコードは価値がさらに上がります。
3つ目は、信頼できる店を選ぶことです。
中古レコードの査定は、チェックする項目が多く、作業の難易度が非常に高いです。
加えて、上記の通り、コレクターや愛好家の間では高額で取引されるような希少なレコードでも、興味がない人がみると、ただの中古レコードと相違なく見えます。
そのため、どの店で売るかということが非常に大切なポイントになります。
買取店を選ぶ時は、まず自分が売りたいレコードのジャンルの買取が得意かどうかを確認しましょう。
営業年数が長ければ長いほど経験豊富な店員さんがいる可能性が高いため、ジャンルの幅も広い傾向にあります。
また、買取価格を公表しているお店も優良店舗といえます。
事前にある程度の買取価格を予測できるため、自然と顧客からの信頼度も高くなるお店です。
実際にお店を利用した人の口コミを参照するのも良いでしょう。
そのため、利用する前にインターネットでお店を検索して、口コミサイトを確認するのもおすすめです。
もしお店を検索しても口コミが見つからない場合は、避けておくことが無難な選択です。
ある程度お店を絞ったら、実際に見に行ったり、電話で問い合わせるのもおすすめです。
自分で確認することで、より具体的な情報を得られますし、買取の様子を確認でき、安心できるはずです。
レコードの売値と音楽ジャンルの関係について
実は、レコードは商品の状態だけでなく、ジャンルでも値段が異なります。
ここでは、買取価格と音楽ジャンルの関係、そして高値で買い取ってもらえるジャンルを紹介します。
レコードは、商品の状態や、希少度によって価格が左右されます。
もちろん、市場に出回っていないレコードは価値が高くなりますが、ジャンルによっても高く売れます。
1番人気が高く、高値で売れるジャンルは、ロック(洋楽)です。
アメリカやイギリスで生まれたロックバンドなど、多くの人気アーティストがいるロックは中古でも需要が高く、値段が付きやすいジャンルです。
特にロック黄金期にレコードを出していたビートルズの人気はいまだ衰えておらず、オリジナル盤だけでなく、国内盤の人気も高いです。
レコードの帯は、海外にはない文化なので帯つきのレコードはさらに高値で買い取ってくれる場合が多いです。
2番目に人気があるジャンルは、ジャズです。
ジャズとレコードの相性は非常によく、音に深みが出て目の前で演奏を聴いているかのような臨場感を味わうことができます。
この臨場感は、CD音源やストリーミングでは味わえないため、レコードの需要が高まる要因の1つとなっています。
ジャズは、1910年に生まれ、アフリカ系黒人の音楽とヨーロッパ系白人の音楽を融合した音楽です。
特に、BLUE NOTEと言うジャズ専門の有名レーベルが出しているレコードは、こだわりの音と、おしゃれなジャケットが有名で人気があります。
3番目に人気のジャンルはシティポップです。
シティポップとは、邦楽のことで、実は今シティポップが流行しており、日本だけでなく海外でも人気を博しています。
シティポップとは、邦楽の中でも1980年代に流行した音楽のことで、これといって決まった定義はありません。
このシティポップが流行する発端となったのは、海外の方がネット上で、竹内まりやの「Plastic Love」という楽曲のリミックス音源を投稿したことです。
それによってシティポップが世界的に広がり、他の同じようなジャンルの楽曲も次第に有名になっていきました。
今では、ネオシティポップという新たなジャンルとして確立される程の人気があります。
シティポップの楽曲をリリースしているアーティストの中でも特に人気があるのは、竹内まりやや、山下達郎、松任谷由実などです。
上記のアーティストは今でも根強い人気があるため、レコードをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
こういった流行によってもレコードの価格は上がります。
値段が付きにくいレコードの特徴とは?
レコードの中でも、値段が付きにくいレコードには特徴があります。
その特徴は以下の5つです。
・保存状態が悪い
・需要が少なく、売りにくい
・世界の民族音楽を集めたもの
・民謡や小唄
・昔に大ヒットしたアイドルのレコード
上記の物は、総じて売れにくかったり、市場に既に大量に出回ったりしているため、値段が付きにくくなっています。
まとめ
今回は、レコードは売れるのかについてと、レコードを高く売るコツ、レコードの売値と音楽ジャンルの関係について、そして値段が付きにくいレコードの特徴を紹介しました。
中古レコードは、保存状態や音楽ジャンルなどによって値段が異なります。
今回の記事で紹介したようなものをお持ちでしたら、ぜひ売却を検討してみてください。