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参考書を売るなら押さえておきたいポイントを解説!
大変だった受験や資格のための勉強が終わり、これから新しく楽しい生活が待っているなか、勉強に使ったものを見たくないと考えてしまう方もいるでしょう。
また、もう使わないからと断捨離してしまいたい方もいるはずです。
しかし、参考書をどう処分しようか迷いますよね。
処分方法も売る方法や廃棄する方法があります。
そこで今回は、参考書を売る方法や売る際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
まだ手元に使わない参考書がある方は参考にしてみてください。
参考書を売るなら押さえておきたいポイント
参考書の種類は色々ありますが、買取会社が取り扱っている参考書は大きく分けて2種類となっています。
それは次の通りです。
・受験に関する参考書
・資格試験に関する参考書
受験に関する参考書は小学受験、中学受験、高校受験、大学受験と全て扱っている買取会社が多いです。
基本的には市販されている参考書が対象です。
市販されている参考書の見分け方は、本の裏表紙にISBN番号がついているか否かで見分けられます。
ISBN番号とは、International Standard Book Numberの頭文字を取ったもので、「国際標準図書番号」の日本語訳があてられています。
書籍を特定するための世界共通番号のことなのです。
また、ISBN番号がない予備校のテキストや塾の教材を買取している買取会社もあるため、事前に買取可能か調べて行動に移しましょう。
資格試験に関する参考書は、主に大学生や社会人が使う参考書です。
参考書は色々なジャンルがありますが、買取会社の得意ジャンルを確認することで高額買取に繋がるでしょう。
例えば、大学入試過去問である赤本や青本を得意としている買取会社にお願いすると400円以上で買い取ってくれます。
参考書の話ばかりしてきましたが、よく一緒に使う問題集と何が違うのでしょうか。
参考書は、何か参考になる事柄が記述されている書籍のことであり、教科書よりも詳しく書いていることが多いものを指します。
対して、問題集は問題が並んでいる書籍のことで、買取に関しては分ける必要がないため重要視しなくても良いでしょう。
売れにくい参考書の特徴
使わなくなった参考書をお金に変えられれば嬉しいですが、事前に売ることを考えていない限り、綺麗に使おうとは思わないことでしょう。
ここでは売れにくい参考書の特徴をご紹介します。
上記でも記した通り、ISBNコードの記載がない書籍の場合、大半の買取会社では買い取ってもらえません。
そのため、事前に買取可能か調べておく必要があります。
また、ISBNコードが記載されていても、汚れや破損が目立つ場合は買取を断られることもあります。
さらに、特典として付属しているシリアルコードや付属品の冊子、CDなどが付いていない場合は買取価格が低くなります。
売ることを前提に使う人は少ないでしょうが、そうなることを見越して綺麗に使うと良いかもしれません。
売れにくい参考書の特徴
・ISBNコードが記載していない参考書
・特典が使えない
・付属品の冊子や解答、CDがない
・汚れや破損が目立つ
書き込みのある参考書を売却する際のポイント
自分のわかりやすいように要点をまとめるため、参考書に書き込みをする方は多いでしょう。
書き込みをしていても参考書は売れるのでしょうか。
その書き込みはどの程度なら許されるのでしょうか。
基本的には、買取価格は下がってしまいますが、書き込みが大丈夫な買取会社は買い取ってくれます。
しかし、その書き込みは全体の3割未満でないと、基本的には買い取ってもらえません。
3割未満であっても、元値が低い参考書は買取不可になる可能性もあります。
書き込みありの参考書はすでに価値が下がっています。
そのため、他の要素は高い方が売れやすくなります。
書き込みありの参考書を売却する際のポイントは以下の通りです。
・付属品を全て揃えた状態で売る
・元値が高い参考書を売る(例:赤本や青本)
・冊数をまとめて売る
また、売りたい参考書の買取を得意としているところに買取をお願いするのも1つの手です。
参考書の買取方法
参考書の買取には主に3つ方法があります。
・宅配買取
・店頭買取
・出張買取
宅配買取は、自宅にいながら買取査定が受けられるので、近隣に参考書を買い取ってくれる店舗がない場合や、忙しくて隙間時間で買取してもらいたい場合に役立ちます。
ただし、断りづらい点や価格の相談ができない点、すぐにお金に替えられない点がデメリットに挙げられます。
宅配買取は、一般的に電話かフォームで連絡し、商品を送り、買取査定をしてもらう流れになっています。
時間を有効に使いたい方におすすめです。
店頭買取は、店頭に商品を持ち込み査定してもらうため、その場で現金に替えられます。
また、いろいろな店舗を回り価格の比較ができるため、少しでも高額に取引したい場合はおすすめです。
店頭に自分で行くわけですから労力はかかります。
そのため、駐車場の有無を事前に確認しておくと良いでしょう。
パッキングや持ち込む手間がかかるのが面倒な方は、出張買取はいかがでしょうか。
事前に買取日を予約すると、自宅へ買取スタッフが来て、その場で買取査定をしてくれます。
査定中に、追加で売りたいものを思い出した際も追加できるのがほとんどなので、不要な参考書を査定に出し忘れることはあまりありません。
しかし、家に人をあげるのに抵抗がある方はストレスになると思いますので、調節しながら無理しない程度で買取を進めましょう。
また、その場で買取価格に納得できなくても家に来てもらっているため、断るのに勇気が必要なところもデメリットに挙げられるでしょう。
3種類の買取方法を挙げましたが、どれもメリット・デメリットがあります。
自分のライフスタイルや好みに合う買取方法を選びましょう。
参考書の買取相場
参考書の買取相場を知らないと、買取価格で出た数字が妥当なのか判断できません。
判断の1つの材料として買取相場を把握しておきましょう。
人気のある高評価な参考書は、1冊500円以上で買い取られることが多いです。
人気のあまりない参考書でも、複数点まとめて査定に出すことで高額買取を期待できます。
中学受験、高校受験向けの参考書は、定価の約15パーセントから30パーセントの買取相場です。
大学受験向けの参考書は、もう少し高く買い取ってもらえる場合が多いです。
買取価格は売却時の需要にも関係するため、タイミングも考えて売り出しましょう。
例えば、大学受験向けの赤本は入試前に需要がピークになり、入試後は需要がなくなります。
同じように、資格の参考書も該当の資格試験日を過ぎれば参考書の需要は下がるため、売りたい本に関する資格試験日はあらかじめ調べておくことをおすすめします。
ここまで買取の話をしてきましたが、買取を断られてしまったら廃棄しかないのでしょうか。
実は廃棄の他にもいろいろな方法があります。
・古本業者へリサイクルに出す
・NPO団体に寄付する
・自治体の古紙回収を利用する
もし、買取を断られてしまった場合は参考にしてみてください。
まとめ
今回は、参考書を売る方法や売る際に押さえておきたいポイントをご紹介しました。
参考書の買取方法には、宅配買取、店頭買取、出張買取があります。
どの方法もメリット・デメリットがありますので、自分に合った方法で売却しましょう。
多少汚れていても買取してくれるところもあるので、ポイントを参考に探してみてください。
参考書は、試験や受験は毎年かならず受ける人がいるため、需要が絶えません。
そのため、使い終わったものは捨てずに売却することをおすすめします。
せっかく処分するのならお得な方が良いはずです。