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古い家電の買取可能性と適切な処分方法をご紹介します!
引っ越しの際に、家電を引っ越し先に持っていくか、既存のものを売って新しい家電を買うか迷いますよね。
持っていくことと新しい家電を買うことの他に、買取に出す選択肢を入れませんか。
古い家電でも買取ってもらえたなら、新しい家電を買う際の足しになるはずです。
古い家電に買取可能性が残っているのかは、状態や製造年数によって変わります。
今回は、古い家電でも高く買取ってもらう方法を解説します。
また、買取ってもらえなかった家電をどう処分すればよいかも解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
古い家電の買取価格を左右する要因
古い家電の買取価格を左右する要因は何なのでしょうか。
今回は、その要因を5つ解説します。
製造年数
製造年数は、家電製品の買取価格に大きな影響を与えます。
一般的に、製造から5年以内の製品は買取価格が高く、それ以降は価格が下がる傾向にあります。
しかし、これは一概にはいえない事も多く、特定の品目やブランドによっては、年数がたっても価値がある場合もあるのです。
人気度と需要
家電製品の人気度も、買取価格に影響を与える要素の1つです。
ブランド力があり、メディアで話題になった製品や販売終了したレアなモデルは、中古市場での需要が高く、買取価格もそれに比例します。
ブランドの力
特に、国内大手の家電メーカー製品は海外での需要も見込めるため、買取価格が高くなる可能性があります。
自分が持っている家電製品のブランドが何製のものなのか確かめてみてください。
デザインとカラー
限定販売された特別なデザインやカラーは中古市場での人気が高く、それが買取価格に反映されます。
一方で、白や黒などの基本カラーは汚れや傷が目立ちやすく、状態の悪い家電は買取価格が大きく下がる可能性があります。
見た目と動作状態
家電製品の見た目、特に汚れや傷は、買取価格に大きな影響を与えます。
買取に出す前に目立った汚れや傷がないか、変色していないかを確かめましょう。
また、動作状態を確かめることも大切です。
故障していないかを確かめてから買取に出してください。
故障しているものは、買取してもらえない可能性があります。
古い家電を高く買取してもらうコツ
古い家電を高く買取してもらうコツは、4つあります。
買取価格を最大限に引き上げるためには、積極的なアクションが必要です。
4つのポイントを押さえ、買取価格を高くしましょう。
1.日常の手入れ
家電製品は日用品であり、その状態を良好に保つためには日頃からの手入れが不可欠です。
ほこりや湿気はサビの原因となり、それが買取価格に悪影響を及ぼします。
定期的な掃除とメンテナンスをすることで、家電製品の価値を維持、あるいは向上させられます。
2.付属品の管理
家電製品には多くの場合、付属品が存在します。
リモコンやケーブル、取扱説明書など、これらの付属品がそろっていると、買取価格が高くなる可能性があります。
付属品は紛失しやすいものですが、きちんと管理しておくことで、買取価格にプラスの影響を与えられます。
3.汚れの除去
家電製品が長い期間使用されていると、汚れやほこりがたまることが多いです。
特に目立つ汚れや傷は、買取価格に大きなマイナスとなる可能性があります。
査定前には製品を隅々まで清掃し、できるだけ新品に近い状態で査定に出すことが望ましいです。
4.まとめて査定に出す
複数の家電製品を持っている場合、それらを一括で査定に出すことで、買取価格が高くなる可能性があります。
買取会社にとっても、複数の製品を1度に取り扱えることは、業務効率に貢献します。
そのため、まとめて査定に出すことで、双方にとってメリットが生まれる場合が多いです。
古い家電の買取可能性とその基準
買取を検討する際、多くの人が「この家電製品、本当に買い取ってもらえるのだろうか」と疑問に思うでしょう。
家電の買取可能性を決める古さは、購入後の期間ではなく、家電の製造年式で判断されます。
家電の保証期間は購入日からですが、家電の年数は家電がいつ製造されたかなのです。
製造年数は、家電の背面や側面に記載されています。
本体のどこをさがしても製造年式の表示が見つからない場合は、電源コードの文字を確かめましょう。
電源コードに印字されている4桁の数字が電源コードの製造年です。
電源コードは、本体の1年前に製造されていることが多いので、家電本体の製造年式を推定する際は、電源コードの製造年数に1年プラスしてください。
家電製品の買取対象となるかどうかの最も一般的な基準は、製造年式が5年以内であるかです。
製造年数が5年を超えた家電は、買取が難しくなる場合が多いです。
また、一部の商品は、3年もしくは10年の製造年数が限度になることがあります。
話題になり、人気になった商品は最長10年たっても買取してもらえる可能性があるのです。
家電の製造年数の買取基準の限度は、家電の寿命によって決められます。
エアコンは6年、テレビは5年、洗濯機は6年のように、どの家電も5年ほどが耐用年数です。
加えて、家電の寿命を判断する材料として、「補修用性能部品の保有期間」も参考にできます。
「補修用性能部品の保有期間」とは、家電が故障しても修理できる期間を表しており、この期間であればメーカーが機能保持に必要な部品を持っていてくれるのです。
エアコンは9年、テレビは8年、洗濯機は6年で、どれも耐用年数よりも長く設定されています。
これらのことから、製造から9年以上たった家電は修理できなくなるため、買取ってもらえる可能性も低いといえます。
古い家電の適切な処分方法
日本には「家電リサイクル法」が存在し、特定の家電製品については、この法律に基づいて処分する必要があります。
具体的には、エアコン、テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機が対象となっています。
これらの製品は、一般のゴミとして捨てられません。
買取が難しい、あるいは不可能と判断された家電製品は3つの方法で処分しましょう。
1つ目は、自治体の指示に従って処分する方法です。
多くの自治体では、家電の処分方法について自治体独自の方法を定めています。
自治体のウェブサイトや窓口で情報を確かめ、指定された方法で処分しましょう。
一般的には、リサイクル料を支払い、指定の場所まで自ら持ち込む形が多いです。
2つ目は、家電量販店で処分する方法です。
新しい家電製品を購入する際、古い製品の引き取りを依頼する方法もあります。
この場合、新しい家電を購入する店舗で、古い製品を引き取ってもらう形が多いです。
新しい家電の購入が前提となるため、単純に処分したいだけの場合には適用されません。
3つ目は、不要品回収業者を利用する方法です。
買取が不可能で自分で処分するのが困難な場合、不要品回収業者を利用する選択肢もあります。
まとめ
家にある古い家電に買取可能性があるかどうかは、家電が動くかどうかや、製造年数が5年以内か、状態がきれいかどうかなどで判断されます。
買取に出す前に、家電に目立った傷や汚れがないか、リモコンやケーブルなどの付属品が全てそろっているかを確かめましょう。
状態が悪く買取してもらえなかった家電は、自治体の指示に従って処分したり、新しい家電を買う際に下取りに出したり、不要品回収業者に出したりして、一般ゴミとして捨てないようにしてください。
この記事を読み、古い家電を高く買取してもらいましょう。